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近未来アクション映画『アップグレード』2020.09.16 Wednesday
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近未来アクション映画『アップグレード』の観賞です。
監督は「ソウ」「インシディアス」シリーズのリー・ワネルですので、期待値、大です。
<あらすじ>
近未来、妻と平和な日々を送っていたグレイは、突如現れた謎の組織によって妻を殺され、自身も全身麻痺となってしまうが、巨大企業の科学者によって実験的に埋め込まれたAIチップ「STEM」の力によって麻痺を克服し、人間を超越した身体能力を手に入れる。グレイは脳内で会話する相棒的存在である「STEM」と協力し、最愛の妻を殺害した謎の組織への復讐を誓う。
<映画.com>
2018年製作 アメリカ映画
監督 リー・ワネル
出演 ローガン・マーシャル=グリーン(グレイ)
メラニー・バレイヨ(妻 アシャ)
ベッティ・ガブリエル(女性刑事 コルテス)
ハリソン・ギルバートソン(実業家 エロン)
感想です。
小気味良い展開で面白いです。世界観やアクションも良くできていてスピーディーで満足のいくものです。
妻の復讐へとひた走り、ひとり又ひとりと血祭りに上げてく主人公のグレイですが、思いもよらぬ筋書きが待ち受けています。
果たしてグレイの運命やいかに....
以前見た映画「ヴェノム」では地球外生命体が寄生しましたが、本作ではAIが寄生して主人公を支配して行く展開でしたね。
今回は5点満点で3.6点でした。
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カナダ映画『残酷で異常』2020.08.26 Wednesday
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amazonプライムビデオでタイトルにつられて観てしまいました。カナダ映画『残酷で異常』の観賞です。
題名が直球ですが、どんな話になるのでしょうか。
<あらすじ>
英語教師のエドガーは妻のメイロンと連れ子の息子ゴーガンと3人で暮らしている。エドガーは妻メイロンを束縛、息子ゴーガンともうまくいっていない。ある日エドガーは意図せず妻を殺してしまう。意識を失い気が付くと時間が戻っている。そして見知らぬ施設に迷い込んだエドガーは同じ時間を繰り返すことに.....
2014年製作 カナダ映画 監督 マーリン・ダービスビック
感想です。
題名からしてマニヤックな作品なのかなと思いきや、これがなかなか良くできていて、掘り出し物でした。
序盤、観る側に情報を与えてくれません。タイムループする度に徐々に情報が提供されます。この展開が上手いです。
エドガーもループする度に情報を得ます。他の人の状況についてもループして事実に気が付きます。
そして彼は家族を守る方法を見つけ、行動します。切ないです。でも彼はこれでは終わりません、家族に対する新たな自分として生きる方法を.....
話の展開や見せ方が良くできています。謎の施設を絡めることで、単なるタイムループにとどまらない良作でした。
今回は5点満点で3.6点でした。
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軍事サスペンス映画『アイ・イン・ザ・スカイ』2020.08.12 Wednesday
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イギリス発の軍事サスペンス映画『アイ・イン・ザ・スカイ』の観賞です。
「英国王のスピーチ」「キングスマン」のコリン・ファースがプロデューサーを務めています。
<あらすじ>
イギリス軍諜報機関のキャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)は、ケニア・ナイロビ上空の偵察用ドローンからの情報を基に、戦地からほど遠いロンドンでアメリカとの合同軍事作戦を指揮している。大規模な自爆テロ計画の情報をキャッチした彼女は、アメリカの軍事基地にいるドローンパイロットのスティーブ(アーロン・ポール)に攻撃を命じるも、殺傷圏内に少女がいることが判明し.....
<シネマトゥデイ>
2015年製作 イギリス映画
監督 ギャビン・フッド
出演 ヘレン・ミレン(パウエル大佐)
アーロン・ポール(ワッツ中尉)
アラン・リックマン(ベンソン中将)
バーカッド・アブディ(現地工作員ファラ)
フィービー・フォックス(航空兵キャリー)
感想です。
上映時間の102分間をミサイル攻撃を実行するかの一点で、緊迫感を保ちながら進行して行きます。
軍事判断と政治判断が相まって発射のボタンへ突き進みます。目の前のひとりの命か、これから失うかもしれない多数の命か....
それぞれの立場での判断や駆け引きがうまい具合に描かれています。脚本のたまものでしょう。
演出も良かったと思います。
今回は5点満点で3.6点でした。
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